東芝、HD DVD事業の終息を公式発表
東芝は19日、次世代DVD規格「HD DVD」事業の終息を発表した。HD DVDプレーヤー・レコーダは3月末を目処に開発・生産、販売を含む事業を終了する。
西田社長は終息の理由としてワーナー・ブラザーズがBlu-ray Disc(BD)方式の支持に回ったことにより「事業を継続すると消費者に迷惑をかけるし、競争上も勝ち目はないと判断した」と説明した。
なお、東芝がBDプレーヤー・レコーダを生産する意向については「現時点では全くない」としている。
HD DVDを支持してきたパラマウント・ピクチャーズやユニバーサル・ピクチャーズには事情を説明したとしており、これにより新作ソフトの発売が今後打ち切りになるのは確実となる。
今後もサポートは続けていくとしており、機器の修理部品も発売から8年間は保有するとしている。
また、ポニーキャニオンが4月20日に発売を予定していた「NHK DVD 月周回衛星“かぐや”が見た月と地球」の発売を中止すると発表した。これは月探査機「かぐや」が月と地球をハイビジョンで撮影したものであった。BDを含む他のフォーマットでの発売は予定されていない。
意外と早く公式撤退を発表しましたね。個人的には来月上旬くらいかなと思っていたんですが。
次世代DVDの規格争いが始まった時点からBD有利が多かったですが、結果は正にその通りでしたね。
ソニーのVHS対ベータの時の規格争いの教訓が活きたんでしょうね。
ただ、Amazon上のDVDヒット商品ランキングで「NHK DVD 月周回衛星“かぐや”が見た月と地球」が上位にランクインしている。HD DVD終息記念なのかどうかは分からないけど、発売元が販売中止を発表してしまっているから、そのうちAmazonの方でも予約の取り消しがされるとは思うけど・・・
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